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トライアック万能調光器キット

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ホームセンターなどの安価なハンダコテはコテ先が熱くなりハンダがうまく流れません。

先日真空管ラジオ修理のために購入した40Wの白光のハンダコテはすぐ熱くなり黒い皮膜がはり使いにくいです。検索すると温度がかなり高くなるようです。予算があれば温度調整機能のハンダコテが良いですが高価です。そこで電圧が調整可能なキットを製作しました。


■トライアック万能調光器キット 秋月電子 価格600円
ハンダコテ使用ならキットの他にケース、ヒートシンク、電源コード、スイッチ、ヒューズ、ACコンセント等が最低必要です。秋月電子はケースを売っていないので、名古屋のRPEパーツに秋月のキットもあるので頼みました。送料込3000円くらいです。ケースはアルミなので樹脂なら2000円台で完成できます。


□このキットは部品点数はこれだけです。回路図もあるので読める人なら時間はかかりません。



□組立
別段難しくありません。ダイオードの極性くらいです。

■注意点■
このキットは沢山製作したサイトがありますが、画像の様にトライアックに放熱板(ヒートシンク)を取付た方が無難です。しかし放熱板は固定する足が2本ありますが、そのまま基板のパターンの後方に沢山開いた穴に直接ハンダは駄目です。AC100Vが両端に流れているので、ショートしないように穴を大きく開けて触れない様に取付か、トライアックと放熱板をケースに取付けてください。

□ケース穴あけ
グラフ用紙に穴開け加工する面を測り取付位置を決めます。そしてグラフ用紙をセロテープではりポンチで中心部を印してドリルでハンドニブラーが通る穴を開け四角などの加工をしてヤスリで大きさを整えます。


□こんな感じに製作しました。少し小さいですがこれでも1000円くらいのケースです。


■配線
配線はキットの回路図の通りにすればそれほど難しくありません。但しAC100Vの回路なので配線は何度も間違いが無いか確認ください。

■完成
蛍光灯のコンセントを本体に繋ぎ正面のツマミを回すと明るい状態から暗くなり動作確認しました。ハンダコテ程度なら十分実用になります。

デビューは9R59D修理に使用します。

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