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Channel: 4.5畳の受信室
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コンデンサ容量テスター

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ラジオ修理の知人がコンデンサの容量が測れるテスターを購入したので、こちらも興味を持ち調べてみました。私は電解コンデンサは全数交換がほとんどなので、わざわざテスターは必要ないのですが。。。

調べると専用テスターがあり格安なので通販で頼み翌日の今日届いていました。

■CM-7115A 1250円 送料全国一律 500円 代引き300円 計2070円
秋月電子通商の通販サイトで買いました。銀行振込はID/PS登録なので代引きにしました。


乾電池スナップが少し大きくて収納スペースが小さいです。



■実際の測定
今回未使用の電解コンデンサが表示容量に近いか調べてみました。
□計器の精度、電解コンデンサの精度、製造年月日により異なります。
**100μF 50V 日本ケミコン オークション購入
1)89.6μF
2)90.0
3)89.1
**1000μF 50V 日本ケミコン オークション購入
1)955μF
2)947
3)952
**470μF 50V 日本ケミコン オークション購入
1)449μF
2)440
3)449
------------------------------------------------------------------
**47μF50V 松下 通販業者
1)52.7μF
2)51.3
3)51.2

この測定値から見ると、日本ケミコン製は落札した際の詳細に新品だが過去に在庫として購入した物と記載されています。何時ごろかわかりませんし3人から落札しました。3種類とも5%-10%程度の容量減があります。

松下製の通販は問題ないので新しいと思います。説明書のデーターが正しいならテスターの誤差は±0.5%なのでこの程度なら一般ラジオには問題ないと思いますが気になる人はメーカー製の良い物で計測して交換が必要ですね。電解コンデンサ、トランジスタにしても新品であっても何時製造で保管がどのようでと考えると当初の定格が落ちるのは仕方がありません。


ラジオの修理で電源回路やアンプ回路のコンデンサを交換すると音の大きさや音質が良くなるのは相当容量が減ったりノイズか増えたりしていると思います。次回交換した際に古いコンデンサの容量を調べたいと思います。

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