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Channel: 4.5畳の受信室
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BX-255(修理3)

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頼んだ部品が届きましたので、コンデンサと抵抗を順次交換していきました。

画像の様にコンデンサの蝋が溶けていたり、1個穴が開いてパンクしていました。


コンデンサは蝋が溶けて容量が見えない物もあり、回路図と確かめて交換しました。又コンデンサと抵抗が一緒に絡げてあるものは抵抗も交換しました。

これで一旦配線は止めて動作確認をします。配線ミスなどなく受信は良好です。ただ音量ボリュームのガリと音が小さく鳴らないので外して様子を見ました。


戦後のボリュームはMT管のボリュームと違いケースを固定する爪がありません。どうもケースの中央にある金属のリングだとわかりました。万力で固定してマイナスドライバーでリングの帯を叩くと外れました。

ボリュームの洗浄ですがスイッチと違い接点側のみ無水アルコールや接点洗浄剤で拭きます。接点の相手側の所はカーボンが塗ってあるのでここを洗浄すると益々悪くなります。接点が外側と中心部の2箇所あるので綿棒で汚れを落とし組立てます。


電源を入れボリュームを回すとガリが取れ音量も小さくなり直りました。悪いとスイッチ付ボリュームはほとんど無いので困ります。

夜23時頃受信しましたが、30cmほどの付属の外部アンテナで各地の放送局が良く入ります。思ったより実用的です。

明日から残りの抵抗と配線を入換えます。


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