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Channel: 4.5畳の受信室
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FRG-7(修理2)

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週末検診をしました。
別の記事で投稿しますが、激しい運動は避けるために真空管ラジオの木枠の塗装は磨いたりするので止めてこの受信機の気になる点を修理します。

落札したFRG-7はバンド切替とモード切替の接触不良があり、特にモード切替はゆっくり回さないと動作せず接点の途中で合わせる感じです。ケースを外しましたが普通のロータリースイッチではありません。

接点が見えない様な構造のため分解するには手間だし悩みました。あまりしたくないのですが、スプレーを噴霧します。
■接点の洗浄
基本的に接点は分解して接点の汚れを落とさないと駄目です。又CRC/接点復活剤は駄目です。いまだに使用している人もいます。先日のフリーマーケットで買ったのも噴霧してありました。これがロータリースイッチに噴霧したら蒸発しないので、そのままベーク板に浸み込んでスパークの原因になります。無水アルコールか接点洗浄剤を使用ください。特に周辺に飛ばないようにティシュなとで周りを囲んで細い付属のストローで行います。裏にはバリコンがあります。

一応接触不良は直りましたが、又悪くなる可能性大です。使用していないのは酸化の原因だし仕方がありません。

次にATT/帯域スライドスイッチを見ました。これは本体シャーシに固定されていてパネルを取らないと無理です。前回はそんなケースでなく他のサイトでもここまで分解する事はないようで、慎重にします。

1)前面パネルのツマミを外します。枠の皿ネジを外します。

形の違うネジもあるのでケースに分けて画像と紙に書きます。全部ネジを外してもはずれません。見るとスポンジが貼り付けてあります。細いマイナスのドライバーでこじ開けました。

こんな薄いスポンジはなく少し厚めの物で対処しかなさそうです。市販や通販でも最低は5mmしかありません。持っているのは3mmでまだ厚いです。発砲PPシートが薄いそうで来週探して見ます。又スピーカーのエッジがかなり透けていて危ないようです。全面にあるので触らないようにします。


これが2つのスライドスイッチです。後ろに基盤があり配線が数多くあり少し苦労しそうです。

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