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Channel: 4.5畳の受信室
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ゼネラル 7S-4(修理4)

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真空管ラジオも最終段階です。今日は15時くらいまで出かけていたので作業は20時以降になりました。

実はST管ラジオの場合6DH3Aと言う真空管が当時沢山使用されています。この真空管は癖があり特に音量回路に関係あるので厄介です。この回路を使用していると音量が絞れないケースがあります。単にボリュームを交換すれば直ると言う事ではないそうです。

新品のSW付500KΩを落札して交換しましたがやはり音が絞れません。検索で調べると当時のラジオ資料にも書いてあり、100PF程度を取付アースに落とすなど書いてあります。色々としましたが駄目でした。

この7S-4と前回修理した7S-2はほぼ回路が同じなので直ると思いましたが駄目でした。回路は似ていても配置が異なります。そのため絞れない原因の一つかもしれません。多少の音は我慢して妥協しました。

■ツマミの複製
昔のラジオは独自で1-2つ欠損しているとデザインのバランスが崩れます。この7S-4も何故か選局ツマミは特殊なデザインでこれが破損のため下の2個と同じタイプにします。知人に聞くとツマミを製作してくれる個人を紹介してもらい3週間程度で届きました。


右が元のツマミで左が複製です。ほとんど違いがわからないほどの状態です。金色はタミヤ模型のプラ塗装でします。

もし希望の方は投稿しませんのでコメント欄にメールアドレスください、但し個人なので暇を見つけての作業なので1ヶ月程度かかります。小で300円大600円(往復送料別)で製作可能です。但し最近のツマミは無理なのでサイトの情報を紹介します。ブログでは紹介しませんのでご了承ください。

■シャフト交換
シャフトが折れたり長さが足らない場合、ホームセンターにあるアルミパイプを利用して接着剤で連結できます。今回選局ツマミの先が折れていて市販の連結シャフトにしましたが少しネジの頭が長いので実際木枠に入れた際に影響あるかもしれません。駄目ならアルミシャフトに交換します。



後は木枠にシャーシを設置のみです。4−5日には完成を紹介できます。

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